dialogue ART FRONT GALLERY

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ノリ・モリモト -森に魅せられて〜バーモントの自然と生きる
1/7〜1/22                                                               
Nori Morimoto The Enchanted Forest : Scenes from Vermont
作品リストはこちら

 
ノリ・モリモト 木彫レリーフ、各25cm角、2011年 

■会期:2012年1月7日(土)〜1月22日(日) 11:00〜19:00
 (1月16日休館、最終日17時間迄) 
■会場:ヒルサイドフォーラム    
東京都渋谷区猿楽町18−8 ヒルサイドテラスF棟 
■主催:ノリ・モリモト展実行委員会  代表 柳澤伯夫 
■助成:公益財団法人 野村財団 
■協賛:株式会社香川証券 
■後援:駐日アメリカ大使館 
■協力:ヒルサイドテラス アートフロントギャラリー 
■お問い合わせ:アートフロントギャラリー 
TEL:03-3476-4869 FAX:03-3476-1765

会場地図 


 このたびアメリカ在住50年になる日本人アーティスト、ノリ・モリモトの新作展をヒルサイドフォーラムにて開催するはこびとなりました。 モリモト(森本尚則)は、大連生まれで中学生のときに終戦を迎え、その後郷里の香川県坂出工業高校に学びました。豊かなアメリカ文化に惹かれて1960年渡米、やがて、ニューヨークでグラフィックデザイナーとしての地位を確立しました。しかし平面だけに飽き足らず、当時ニューヨークで親交を深めていたイサム・ノグチや猪熊弦一郎の影響もあり、いつか自分だけのアトリエで彫刻作品の制作に打ち込みたいとの夢を抱き、ようやくバーモント州ウォーターベリーに住居兼アトリエを構えたのが1987年、モリモト56歳の時のことです。以後、遅咲きのアーティストとして展覧会デビューを果たし、木と対話しながらの木彫レリーフ作品がバーモントから生まれ出ました。 

モリモトの作品は25cm角、あるいは18cm角の木彫レリーフを中心にしています。バーモント州で伐採された楓、杉、アカマツなどの木材を吟味しながら選び取り、主に機械を使ってモチーフを掘り込んでいきます。時にはバーナーで表面を焼いたり、寒い日に木を凍らせてわざと割れ目をつくったり、清流の流れるアトリエ周辺の屋外で塗料を乾かしたり、厳しい自然環境での作業が続きます。木との格闘から生み出される形、その奥には若い頃ニューヨークで親交を結んだイサム・ノグチ、ジョージ・ネルソン、そして師と仰いだ猪熊弦一郎の影響が見え隠れするようです。「目的を持たず、無にむかって、その木片のもつ最も美しい三次元の形をつくってごらん」という猪熊の助言を、40年近く経った今もかみしめつつ試行錯誤を繰り返し、作家自身「思わぬミステークから新しい作品ができたときは何ともいえない喜びに満たされる」と語っているように、常に失敗を恐れずに作品に取り組む姿勢は、見る人を引き込みます。満州・四国・東京・ニューヨーク・バーモントーー様々な人々との出会い、そして自分自身との戦いが、200点のレリーフ作品1点1点に刻まれているのです。 

木という素材の可能性を日米両文化からみつめ、作品を通じて発信し続けるモリモトのメッセージは、豊かな感性に満ちています。ぜひこの機会に作品をご覧いただけますようお願いいたします。


桜井均作品 

同時開催 櫻井均展 木をみつめて 
長年ノリ・モリモトのアシスタントを務め、自身も創作活動を続ける櫻井均の作品を ヒルサイドライブラリーにて展観します。 
会期:1月7日(土)〜22日(日)  13:00−19:00 
会場:ヒルサイドライブラリー (ヒルサイドフォーラム隣接)



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